空に伸びる大木はまっすぐに立ち、枝分かれした幹の上部はしっかりと葉を繁らせています。複雑な幹の樹皮まで鮮やかな色で表現しています。

道ばたに当たる日の光は、ハイライトの部分と影の部分の光の対比がバランスがよく、リズミカルに表現されています。斬新な構図が色彩と共に成功しています。

複雑に折り重なる階段は、リズミカルに美しく伝わってきます。上り下りする音が聞こえてくるような、明るさまで感じます。

動きのある面と静寂な画面との調和する、幻想的で神秘的な作品です。遠くを見つめている巨大なスズメは、何を思っているのでしょうか。

両手からこぼれ落ちる生物のはじまりを、幻想的に神秘的に表現しています。シャープなペンの線とぼかした手の対比は効果的に伝わってきます。

ペンと絵の具で表現された斬新な構成と力強いタッチで、神秘的なイメージさえ感じられます。表現力は高く、制作の姿勢がしっかりしています。

玉前神社の石畳が、木漏れ日の光と共に美しく表現しています。重厚な鳥居をくぐり抜ける先には本殿が見える、見事に観察して描かれています。

公園の緑の中の切り株イスが、なぜか不思議に印象深く感じます。夏の濃い緑色の草木からは、むせかえるような風が感じられます。

世界中の風景をクジラの泳ぐ姿の中に美しく表現されています。隅々まで丁寧に表現した、美しい仕上がりの作品となりました。

画面から桜の花びらが、舞い落ちてくるような春の美しい風景です。自転車置き場の屋根の流れるようなラインが印象的です。