満月の夜、雪の上に足あとを残して歩くキツネの親子を、丁寧に描いています。夜の闇の中で光り輝く木々の表現もとても効果的です。

月夜に浮かび上がるモチモチの木、怖くて不気味な感じがする。そんな様子が表現できています。モチモチの木を黒い色で描いたことで迫力も感じます。

体をくねらせてゆうゆうと飛ぶ大きなトンボを、画面いっぱいに描きました。背景の町の様子も細かいところまで表現していて、とても丁寧な作品になりました。

煌々と輝く月夜に現れた大きな龍、何をしているのでしょう。迫力を感じます。顔やうろこの色にニュアンスを感じます。小さく描かれた家が龍の大きさを強調しています。

フライパンが線路の上を走って、宇宙のかなたへ飛び出していきます。そんな自由な発想のもと、いろいろな技法を使いながら、とても楽しい作品を仕上げました。

異世界の海はかなりカラフルなのですね。どんな生物がいるのかワクワクする絵です。白いパスで形を描き、上から水彩絵の具で着彩するという技法が効果的です。

つぼの中から魚が次から次へと飛び出してくる様子と、それを驚きの表情で見守る様子が生き生きと描かれています。魚一匹一匹に変化を持たせている画面構成も優れています。

空っぽの壷からコイが飛び出してきて、驚いている様子がよく伝わってきます。コイの形がよく観察して描けています。白色の絵の具が画面に変化を与えています。

可愛らしい一頭の馬が、子供らしい素直な表現で描かれています。薄い色紙を貼った上に描くことで、素朴で優しい味わいが生まれ、この作品の魅力になっています。

大きな観覧車の、一つ一つのゴンドラに乗る人の、楽しそうな表情が丁寧に描かれています。観覧車が夜空を背景に綺麗に光り輝く様子がよく表現できました。