作品集の発刊にあたって

千葉日報社代表取締役社長
大澤克之助
大澤克之助・千葉日報社代表取締役社長

 次代を担う児童生徒の豊かな心と個性、創造性を育むことを目的に、毎年“芸術の秋”に開催している「こども県展」(千葉県児童生徒美術展覧会)は、関係各位の多大なるご協力のもと66回目を迎えることができました。

 昨年より猛威を振るう「新型コロナウイルス感染症」により、対面授業の自粛やソーシャルディスタンスの確保などで登校することもままならず、間引き登校やWEBでの授業が多くなり、本来最も対面授業が必要とされる図工・美術の授業へ大きな影響をもたらしました。しかし、このような状況の中、本年の出品学校数は、小・中学校合わせて625校、応募点数は8万324点と昨年を大きく上回り、素晴らしい作品が集まりました。これもひとえに教育現場で造形教育の充実と強化に取り組まれている教職員の方々、千葉県教育委員会、千葉県教育研究会造形教育部会の組織を挙げてのご協力と、関係機関、団体、保護者の皆さまによるご支援のたまものです。また、半世紀を超える歴史を支えていただいた歴代の審査員の方々、教育現場で指導する教職員の皆さまには心より感謝申し上げます。

 千葉県立美術館での展示は、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止となりました。本年は行政の指導により、ソーシャルディスタンスを保つことを条件に、準特選以上の404点を展示し、開催いたします。また、昨年開催し、大きな反響を博した「WEBこども県展」は、本年も入選以上の作品をWEB展示し、美術館展示との“ハイブリッド開催”といたします。児童生徒たちが熱意と創意工夫を凝らし、丹念に取り組んだ力作を、広く県民の皆さまに鑑賞いただければ幸いです。伝統と実績で全国的にも高い評価を得ている「こども県展」が、今後も高いレベルで発展していけますよう、主催者として一層の努力を重ねてまいります。

 第26回展から発刊しております「優秀作品集」も、好評をいただき、教育現場での参考資料としても活用されていますことに、あらためて御礼申し上げます。本年も準特選以上404点の作品と講評、入賞・入選者の氏名を掲載して発刊いたしました。本県の造形教育発展の一助となることを祈念し、ごあいさつといたします。

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