総評|個性が光る作品の数々

審査委員長
前嶋實
前嶋實・審査委員長

 千葉県の誇る県内最大規模の「こども県展」第66回展が無事開催できますこと、大変有難く感謝申し上げます。

 収束が見えない新型コロナウイルス禍による人々の心を揺るがす不安が日々の生活を大きく狂わしています。学校現場はコロナ対策に万全の努力が払われつつ教育活動も制約され支障を来しています。ゆとりと充実が必要とされる表現学習は生活の充実度に左右されます。

 応募状況から推察して、前回より作品の表現密度は良くなり、小学校の作品は平常のレベルに、中学校に於いては、時数の確保、受験を控えての精神的ゆとり等不安の日々に晒され応募率の低下、題材の選定等残念な状態に心が痛みます。

 審査に当たって、審査方針は変わっておりませんが、特に個性的表現を重視しております。小学校作品に個性の光る、色彩豊かな独創性の作品が多くなり、素晴らしいことと審査員一同喜んでおる次第です。

 美術館に於ける展覧会も一部開催可能となりました。特別賞、特選、準特選の作品404点を展示いたします。入賞された児童生徒の皆さんの期待に応えることができました。

 社会環境の不安定な折、本展の開催に当たり格別なるご理解ご協力を賜りました、千葉県教育委員会、千葉県造形教育部会、関係諸団体様に厚く御礼申し上げます。

お問い合わせ

千葉日報社クロスメディア局こども県展事務局
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受付:平日9時〜18時