大きくてにぎやかな花ばたけ
画面に大きく描かれた不思議な花に集まってくる仲間たち。どんな気持ちなのでしょう。花びらの紫色のにじみがとても効果的で、ニュアンスを感じます。黒色のペンによる輪郭線も花の形を強調しています。
本当はやさしいりゅう
画面に大きく描かれた竜、一見すると怖そうですが、実はとても優しかった。そんな気持ちが素直に表現できています。竜のうろこの微妙な色の変化に工夫を感じます。口の赤色もアクセントになっています。
うしさん、こんにちは
ほのぼのとした風景の中で、大きなうしさんに挨拶をしています。うしさんの白と黒の模様を、確実な筆づかいで描きました。こちらを向いているうしさんの視線に優しさが込められています。
楽しかったぼくじょう
大きく優しい牛さんは、背に乗ってもお乳をしぼっても、ゆったりと接してくれているようです。ソフトな緑の草を背景に、布でスタンプするように着色した技法が成功しました。
野原でお話、うれしいな
白い牧場で子供たちが牛さんと楽しくお話する様子が伝わってきます。空の青、牧草の緑の中にいる牛さんの白黒が、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。
かみなりさま、たいこをドン!!
リズミカルにたいこを打ち鳴らすかみなりさまは、堂々とし手の動きに迫力があります。たいこの位置とまわりの色が目をひきます。全体の配色は、青の背景に赤く塗り込められた紅のかみなりさまが迫力満点です。
たのしい海のなかまたち
青い海の中にさしこむ黄の光の描き方が、新鮮で画面をより印象的なものにしています。スポットライトの中を泳ぐ魚や生き物が波のリズムの中で舞っているみたいです。細部はスクラッチで内容が豊かです。
ひつじと友だち
子どもたちが仲良しのひつじを紹介しているようです。画面いっぱいに描かれたひつじは、優しく子供たちを見守っているようです。パスと絵の具の重なりが効果的です。
牛となかよし
おおきな牛は、子供たちが近寄ってもぶら下がってもびくともせず草をはむでいます。子供たちの動きのスピードと、ゆっくり口を動かす牛の動きが相反して対照的で興味深いです。
ヒマワリの花びらを丁寧に観察して表現しています。花を大きく描くことで遠近感が強調され、奥行きの深さが出ました。パスで輪郭を描き、水彩絵の具で着彩したことで形が明確になりました。