小学校最後の運動会。騎馬戦。友達と一体になって戦いました。勝敗はともかく正々堂々と戦いました。いい汗をかきました！そんな作者の思いが力強く表現されています。

きっと作者はブラスバンド部のトランペット奏者なのでしょう。卒業の学年になって、改めてこの楽器を見つめ、親友と感じてその想いを伸びやかに確かな色で表現しています。

作者の住んでいるところから見えるのでしょうか。あるいは学校生活を見ている風景でしょうか。大きくかく細部まで的確に捉え、難しい色も使いこなした力作です。

6年間共に歩いたランドセル・・・。大切な思い出をたくさん作りつめて帰ったこのランドセル・・・。感謝を込めて丁寧に大切に描きました。色も形も大変よく表現されています。

夏休みに動物園で見たのでしょうか。それとも題名のように「少しなまけてしまった自分」をそのように見たのでしょうか。色も形も確かな力で発揮された立派な作品です。

小学校生活最後の学年。嬉しい日も少し悲しかった時も、いつも私の背にあったこのランドセル・・・。大切な思い出をたくさん作ってくれたランドセルを、心を込めて描ききりました。

「小学校生活も最後の学年・・・早いなあ」そう思いながら勉強机から取り出して見つめたノート・・・。楽しいこと、難しかったことを静かに振り返る作者の声が届きます。

校外学習で日光に行って大きな門を見上げた時の感動でしょう。複雑に入り組んだ木の様子を実に根気強く描ききりました。歴史を感じさせるような難しい色も効果的です。

校外学習での体験でしょうか。「いつもあたり前のように使っている火を自分でおこしてみると、こんなに大変だった！」そんな作者の声が聞こえてくる丁寧な作品です。

立ちあがった花火が大きく開いて、元気に咲いているひまわりのように見えたのでしょうか。花びら一枚一枚を力強く、しかも丁寧に描いた迫力ある作品となっています。