ハシビロコウを見た帰り
千葉市動物公園の帰りでしょうか。モノレールの架線と周囲の緑を俯瞰構図で描いています。題名から動くモノレールや車と静止するハシビロコウを思い浮かべるのは私だけでしょうか。構成と描写力に優れた秀作です。
わたし
遠くを見つめる作者の表情がこの絵の主題感を深めています。15の私へ・・・という歌がありましたが、その音楽が背後に流れてくるようです。ニードルを握る手の確かさを強く感じる作品です。
夕焼けに染まる世界
街が赤く染まる夕景を情感を込めて表現しています。電柱による遠近表現と画面上部に大きく配した茜雲がマッチし、作者の表現主題に迫っています。細かく描いた電線も画面効果を高めて秀作です。
天変地異
私たちを襲う異常気象、まさに絵の主題です。画面には龍やアラジンの魔法のランプなどさまざまなモチーフが描かれ、異世界を作り出しています。多くの色を使いながら上手にまとめた作者の力量は見事です。
通学路
毎日通る通学路の情景を愛情豊かに描写しています。季節の空気感を青い空と木々の緑の変化で、余すところなく丹念に表現した力作です。この作品に対する作者の強い思いと集中力が伝わる秀作です。
深海の八街駅
実在の八街駅を魚眼レンズでとらえた構図で表現しています。加えて、海中に沈めるというユニークな発想で異世界を創り出しています。画面の中にイルカなどさまざまな魚を登場させ、魅力あふれる作品に仕上げてた秀作です。
あじさい
目を見張るようなあじさいの花と葉の表現です。花の位置と葉の遠近表現、画面構成も秀逸です。背景の空間を暗く抑えることで輝く画面となりました。作者の力量が高く評価された作品です。
入口
校舎の昇降口を遠近を利かして表現しています。全く生徒はいませんが、登下校時のにぎわいを想像してしまいます。丁寧に塗られたタイルの色調に、作者の創意と感性のよさを感じる作品です。
白い木のある風景。
木立の中に清流があり、水辺の石には苔が丁寧に描かれています。作品を観た人は自分の故郷を思い浮かべる人もいるかもしれません。白い木は作者の創作なのでしょうか。何とも象徴的で魅力にあふれています。
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ぞうさんが長いおはなを「クルリン」と曲げ。そのまわりで子供たちが大喜びではしゃいでいる様子がほのぼのとします。ぞうさんの顔からはなの先までグラデーションがきれいです。