思い出がつまったランドセル
暗い画面に明るく描かれたノートが、六年間の思い出の深さを思わせます。また、流れるような筆運びが画面に落ち着きを与え、見ていると自然に絵の中に引き込まれるような作品です。
のどかな神社
神社の描写が的確で、細部にわたりていねいに描かれています。うららかな日にゆったり佇む神社の雰囲気が伝わります。また、輪郭がはっきりした黒線で表されたことにより、対象の存在感が引き立っています。
きょうぼう化したジャングルの生き物
凶暴化した様子を動物や鳥とデザイン化した文字で巧みに構成しています。黒っぽい文字と様々な色の配置で変化と動きのある画面となっています。完成まで集中して表現できた力作です。
稲を刈るぼく
近くの田を借りて稲刈り体験をした時のことを思い出しながら描いたのでしょう。顔も上げず、黙々と稲を刈る様子がよく出ています。稲かけをする友達を入れたのも、作品に温かみを加えています。
顕微鏡をのぞく私と友達
確かな描写力を発揮し、人物も顕微鏡もしっかりと形を捉えて描いています。顕微鏡をのぞく私の隣に、その様子を見つめながら順番を待つ友達を入れたことで、学級の良い雰囲気まで伝わってきます。
コスモスと校舎
難しい角度から見た校舎を巧みに画面に配置して描くことができました。全体的に明るい色で彩色された中に、朱やピンクの色がよく映え、秋の澄んだ空気が感じられる作品です。
秋の宝物
床を描いた画用紙の上に、野菜や果物、落ち葉などを描いた紙を新聞紙と一緒に配置を考えながら貼り付けた作品です。りんごやみかんなど、本物と見間違うほどよく観察して彩色しています。
夕日と校舎
誰もいない校舎が夕焼けに染まり、世界が朱一色になったような不思議な体験を想像させてくれる作品です。黄色の下地に朱色と灰色の濃淡で幻想的な絵を表現しました。
無限に続く不思議な建物
上下逆さまの建物、ぐるぐると回る階段、そこに人物を放り込むように描くことで、作者と一緒に不思議な空間を浮遊しているような感じになる作品です。階段など色に変化をつけてていねいに彩色しています。
ランドセルが宇宙空間へ飛び出したような構図が斬新です。中身の様々な文房具類が六年間の思い出を表しているようです。背景のスパッタリングが画面に良い変化を与えています。